2015年10月10日土曜日

借入先11社の多重債務はこうやって解決しました。

アラフォーのAと申します。
今では普通の生活をしていますが、以前11社の多重債務に陥った事があります。

当時の事を思い出すだけで、気分が悪くなってしまいますが、
以前の私のように一人で悩んでいる誰かの役にたてばと思い、
多重債務に至った経緯と自分がどうやって解決したかをまとめたいと思います。

20代の頃は借金には縁がない生活をしていましたが、
きっかけはカードのリボ払いです。

給料日前に足りない分を使ううちに、
いつの間にか結構な額がリボになっていました。

リボにする→返済があるから支払いが厳しくなってまたリボにするの繰り返しで、
最終的には5社くらいのカード枠を使いきっていました。

それでも仕事をしているうちは毎月の支払日を乗り越えられていたのですが、
激務に耐え切れずに会社を辞めた時から、
支払いが滞るようになってきました。

支払いが滞っても収入がないので、
キャッシングで埋め合わせをして、
余計に借金を膨らませていくことになります。

今考えると完全に正常な判断力を失っていました。

最終的にはキャッシングの枠も使いきってしまい、
1週間ほど延滞していた所、
実家に督促と思われる電話が行きました。

さすがに親にまで迷惑をかける訳にはいかないため、
弁護士に解決を依頼することにしました。

借入額も件数も多く、交渉が複雑になることが予想されたので、
以下のサイトを利用して、
なるべく借金問題の経験が豊富な弁護士を探すことを考えました。


弁護士によって、解決方法のアドバイスも、
弁護士費用も結構違っていたので、
複数の弁護士に相談しておいてよかったと思います。

その中から、費用や対応とも納得行った弁護士さんにお願いして、
借金を5分の1まで減らした上、3年間で返済するよう取りまとめて
もらいました。

体調も回復して、普通に仕事もできるようになったので、
今ではごく普通に生活をしています。

普通に生活をしていれば、
借り入れが必要なケースはほとんどありません。
クレジットカードは全部弁護士さんに渡すことになるので
使えなくなりますが、デビットカードを使えば問題無いです。

今考えれば、キャッシングで借り入れを膨らませてしまう前に、
もっと早く弁護士に相談すればもう少し傷が浅くて済んだかもしれません。

それでも借金の事に悩まされれずに、普通の生活が送れるようになっただけでも、
感謝の気持ちで一杯です。



街角法律相談所無料シュミレーター匿名申込【相談無料】

多重債務に陥る人の特徴

多重債務に陥る人のイメージは、
金遣いが荒い、浪費家といったものが強いかと思います。

実際はそういった人ばかりではなく、
意外にも真面目で一人で問題を抱えがちな人が多いです。

借金というものは、
一度手を染めると知らないうちに膨らんでいく性質があります。

元々支出に対して収入が足りていないので、借金をする訳ですが、
収入が増えないまま借金をすると、
返済による支出が増えるのでまた借金をせざるを得ません。

いつの間にか増えてしまった借金をなんとかしようとあがいても、
そう簡単に収入と支出は変えられないので、
浪費をしなくても借金が増えていきます。


多重債務に陥り、最後は正常な判断ができなくなっていきます。

多重債務に関連する話題を集めてみました 〜 Twitterの反応

真面目で一人で抱え込んでしまう人ほど、なんとか返そうとして余計に借金を膨らませてしまうんですね。 多重債務に陥っているとまともな精神状態ではいられません。金融業者にしても回収の手間がかかるばかりなので、早めに弁護士に相談して解決するのがお互いのためです。 借入先が4件以上だと多重債務になるんですね・・・実際は多重債務でも借りれてしまうので借金が余計に膨らんでいきます。